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血糖値とは?基準と正常値

血糖とは血液中のブドウ糖のことで、ブドウ糖はエネルギー源として利用されているため、通常、血液中のブドウ糖(血糖)は一定の濃度に保たれています。そのコントロールを行っているのがインスリンで、インスリンが不足したり、または働きが弱くなったりすると、血液中に多量の糖が存在することになってしまい、血糖値が高い状態になってしまいます。

血糖値が高いとは?

では血糖値が高いとどうなるのでしょうか?血糖値が高い状態(高血糖)が続くと体に様々な影響が出てきます。

<糖尿病のリスク>

最もよく知られているのは糖尿病で、発症すると全身にさまざまな影響が出てきます。糖尿病とはインスリンが不足したり、または働きが弱くなったりしてインスリンの作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われずに、血糖値が高くなっている状態のことで、血中のブドウ糖はインスリンに分解されることで細胞のエネルギーとなりますが、分解が十分に行われないことでエネルギー不足となり、体に疲労、倦怠感を覚えます。また、糖尿病は様々な合併症を引き起こします。特に糖尿病による目の病気(糖尿病性網膜症)、腎臓の病気(糖尿病性腎症)、手足のしびれなど末梢神経の病気(糖尿病性神経障害)などは三大合併症と言われます。

<血圧が上がる>

血圧計血糖値が高い状況が続くと、血圧に影響してくることが分かっています。血管の内側と外側で濃度が違う液体が接している状態の場合、濃度の高い方が低い方から水分を吸収して濃度差を小さくしようとする作用が生じます。高血糖の状態では血管内のブドウ糖の濃度が高い為、血管の外から内側に水分を取り込むことでブドウ糖の濃度を下げようとし、その為、血液の量が増えて血圧が高くなるとされています。


<肥満のリスク>

肥満血糖値が急激に上がるとインスリンが大量に分泌されて、血中の糖分をエネルギーとして消費して各細胞にエネルギー源として糖を送り込みますが、細胞に糖が行き渡ってもまだ糖が残っている場合、インスリンが残った糖を「脂肪細胞」に送り込むようになり、肥満のリスクにつながります。


血糖値の基準・正常値

血糖値は空腹時に低く、食後に高くなるので、血糖値の基準を計測するにあたってはいくつかの種類があります。

  • 空腹時血糖値:9時間にわたって絶食した後に計測した血糖値
  • 食後血糖値(75gOGTT2時間値):75gのブドウ糖を摂取した状態で計測する血糖値

空腹時血糖値の基準値は60~109mg/dLです。値が110~125mg/dLになると糖尿病予備群とされ、126mg/dL以上で糖尿病とされます。

食後血糖値は、健康な人の場合食後2時間もすれば血糖値は140㎎/dL未満に低下するのですが、血糖値が低下せず140㎎/dL以上の高い値が続く状態を「食後高血糖」といい、重大な合併症が発症する危険性(リスク)を上昇させる可能性があります。その値が200mg/dL以上になったら糖尿病が確定します。